1.インターネット接続概念図

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本学ネットワークは、複数の接続経路をもってインターネットと接続されています(これをマルチホーム接続と呼んでいます)。1つは学術系ネットワーク(SINET5)であり、もう1つは商用ISPで接続しています。
このマルチホーム接続により、経路最適化※1と迂回機能(バックアップ機能)※2を有し、より安定したインターネット接続サービスを提供しています。

※1 経路最適化機能
学術情報系のネットワークに接続する際はSINET5の回線を、それ以外は商用ISPの回線を通るように経路を振り分ける。

※2 迂回機能(バックアップ機能)
SINET5もしくは商用ISP回線のいずれかのネットワークにトラブルが発生しても自動バックアップが働き接続が確保される。

2.SINET5へのギガビット接続について

学術系ネットワーク(SINET)は国立情報学研究所(NII)が運営しているネットワークで、全国の大学、研究機関を結んでいます。主な国立大学にネットワーク接続拠点(ノード)を設け、近隣の大学はこのノードへ接続することでネットワークを利用します。
2002年1月、国は先端的学術研究の中心的な研究機関を超高速・広帯域で接続するスーパーSINETを立ち上げました。本学はこのスーパーSINETの接続拠点(ノード)に私立大学としては全国に先駆けて選定されました。その後、SINETは進化し続け、同志社大学も2016年度から、一層の高速・高信頼化を実現した「SINET5」に10Gbpsで接続されています。

学術情報ネットワーク(SINET5:サイネット・ファイブ)とは(外部サイト)